勉強の流れ
近畿大学通信教育部司書課程は、科目ごとにレポートを提出してテストを受ける、の繰り返しで単位を取得します。
基本的には、以下の流れで勉強しました。
①1~3科目の教科書を読んで、参考文献を集めて、レポートを提出
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②テスト勉強(会場試験問題集の各科目の設問20問をすべて回答用意しておく)
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(→レポートが再提出になれば書き直し)※近畿大学の場合、レポートの合否はテストの受験資格及び合否には関係ありません
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③WEB試験(1~3科目)
レポートは何科目か再提出になりましたが、テストはすべて一発合格でした。
月1回のテストは会場(事前に配布されている設問集20題のうち10題のどれかが出題される)もしくはWEB(問題は事前・事後とも非公開)で受験できますが、暗記が好きではなく、かつ即興で回答を作るのは苦ではなかったので、すべてWEBで受験しました。
会場試験用の20問の回答をすべて用意しておくのは大変ではありますが、準備の過程でテキストをおよそ全て網羅できるので、事前に問題が公表されていないWEB試験でも大いに役立ちます。科目によってはWEB試験でも20問の中から問題が選ばれる場合もあるようですし…。
(WEBテストの問題は大学として非公開のようなのでこのブログでも今後も公表しません)
レポートとテスト勉強のため毎週のように公共図書館に通って参考図書を探しました。
科目ごとに分かれていて参考にしやすいのは、『ベーシック司書講座・図書館の基礎と展望』シリーズ(学文社)と『JLA図書館情報学テキスト』シリーズ(日本図書館協会)でした。
『現代図書館情報学』シリーズ(樹村房)は参考図書として斜め読みするには字が多すぎてあまり使いませんでした。
あとは01類の書架をブラウジングして適当な資料を選びました。(「類」「書架」「ブラウジング」も司書の勉強で習いますよね!)
大きい図書館なら、新着図書コーナーもチェックしてみると図書館情報学の新刊が時々入っていると思うので役立つと思います。
(小さい図書館だとあまり図書館情報学の資料を入れないかも…)
ほかにも絶対におさえたいのは大学の機関リポジトリや無料公開のEジャーナルの記事などですが、これはまたほかの投稿でご紹介します。