はじめての参考資料の探し方(オンライン編)
レポートを書くにはテキストだけでなく参考資料の活用が欠かせません。
紙媒体はもちろん役立ちますが、ピンポイントで情報が欲しい時はインターネットが便利です。
通信で司書資格取得を目指す大人の方々が学生だった頃には考えられなかったことかもしれませんが、最近は大学が機関リポジトリで紀要などを無料公開していたりするので、ありがたく使わせてもらってます。
<CiNii>(https://ci.nii.ac.jp/)
「サイニイ」と読みます。これが無くてはレポートが書けません。
①日本の論文を探すときに使う「CiNii Articles」
②大学図書館の蔵書を探すときに使う「CiNii Books」
③日本の博士論文を探すときに使う「CiNii Dissertations」
がありますが、レポートで使うのは圧倒的に①CiNii Articlesです。キーワードで「本文あり」で検索すると論文・記事がヒットし、フルテキストに無料でアクセスできます。
<各大学の論文・紀要など>
基本的にはCiNiiでだいたいのものはヒットすると思いますが、たまには各大学の機関リポジトリから直接探すほうが早いことも。(別の参考資料に書かれていて紀要の名称・号数などがわかっている場合など)
「大学名」+「リポジトリ」でgoogle検索するとたどり着けると思います。
<J-STAGE>(https://www.jstage.jst.go.jp/)
「ジェイ・ステージ」と読みます。こちらも日本の論文がほぼ無料で閲覧できます。
もともとはCiNiiで公開されていたフルテキストの論文等が2017年度にJ-STAGEに移行されたようですが、2018年度に勉強に使っていた限りだと、CiNii Articleで検索してヒットした論文をリンク先のJ-STAGEでフルテキストを参照、という流れもよくありました。
<カレントアウェアネス:図書館に関する情報ポータル>(http://current.ndl.go.jp/)
国会図書館が運営する図書館情報学の最新情報を掲載するサイトです。
地方の図書館ニュースなども掲載されているので、レポートで具体例を挙げたい(図書館で実際に実施されているサービス等)ときなど参考になります。
…そのほか、思いついたらまた更新します。
※レポートを書くこと自体が久々、もしくは初めて、という方はこういうのもいいのかもしれません↓
資料検索入門 ― レポート・論文を書くために (アカデミック・スキルズ)
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