近畿大学通信で司書資格を取得した記録

近畿大学の通信課程で図書館司書資格を取得しました(2018年度)

情報サービス論 科目終末テスト(回答例)Q16~Q20

※設問の後ろのページ数は2018年度版テキストでの回答に使った参考ページです

※テスト課題は添削されていないので不正解の可能性もあります。あくまでも回答例です

※自分の勉強用にまとめただけのものなので誤字脱字あります 

 

<回答例>

 

Q16. 相互複写実施の留意事項を記してください。⇒p.61

 相互複写の原則はギブアンドテイクであり、決して一方的になってはならない。

  • 原則として遠方にある図書館に対して行う。
  • 書面を通じて行う。
  • 複数の資料の複写を依頼するときは、効率化のため、一件ずつ依頼書を作成する。
  • 書誌事項を丁寧に記載する
  • 時間がかかる場合もあるので、利用者に配慮しておく
  • 所蔵していても製本中などで提供できない場合があるので、事前に連絡する。
  • 学術紀要は、料金によってではなく、原則として紀要を出している大学の図書館に依頼する。
  • 相互協力マニュアル等を作成し、各館の事情やルールを把握しておく。

 

 

Q17.『全集・叢書細目総覧』とは、どのようなツールか説明してください。⇒p.113

 「古典編&索引編」は、国初から幕末までに日本人によって書かれた酷暑で、明治以降から昭和45年末までに活字体として刊行された全集・叢書の内容細目を集めた目録で、1200種にも及ぶ全集・叢書類を50音順に配列し、その下に内容作品の紹介をしている。

 「古典編・属、索引付き」は、昭和46年以降から60年の間に刊行された全集・叢書を収録しており、署名索引、難読索引が用意されている。

 

 

Q18. 『明治ニュース事典』とはどのようなツールか説明してください。⇒p.141

 新聞が初めて出された慶応4年から明治末までの新聞資料を収録し、日本で最も古い「東京日日新聞」を基礎資料にしながら、全国の地方紙や外務省日誌などの日誌類や官報、議案六や台湾の「台日日報」やロンドンの「TIMES」など新聞約210種、日誌役30種を収録している。記事内容は抄録ではなく、記事そのもののエキス部分や全文が収録され、記事そのものが何という新聞のどこに出ていたのか、また記事内容はどのようなものかを調べる際に利用する。

 

 

Q19. 『日本の参考図書』第4版とは、どのようなツールか説明してください。⇒p.104

 『日本の参考図書 解説総覧』1980の改訂版で、明治以降国内で刊行された参考図書から7033タイトルを選び、日本十進分類法(NDC)に準じて大別し、個々の参考図書ごとに解説を付した基本文献で、これ以降のカレント情報には『日本の参考図書 四季版』を利用する。

現在の『日本の参考図書 解説総覧』は今までの中から重要なものが選ばれているので、網羅的に調査する場合や特定分野の参考図書を調査する必要があるときは、過去の『日本の参考図書』の活用も必要となる。

 

 

Q20. 『出版年鑑』とはどのようなツールか説明してください。⇒p.95

  前年の新刊書及び重版書を集めた新刊図書目録であり、1年間で刊行された市販図書を探すための年間形式の基礎文献で、昭和25年からの市販本を各年ごとに調べることができる。旬刊『出版ニュース』が基礎となっている。

 索引は書名、著者索引があり、本体は主題分類別で、日本十進分類法(NDC)に基づいた分類番号順になっている。

 第一巻が「資料・名簿編」で、第二巻が「目録・索引編」の本体となっている。

 カレントな新刊情報を得るには、『ウィークリー出版情報』や『これから出る本』を活用する。